動物嫌いの女
俺の幼馴染である八潮という男には、霊感がある。 長い付き合いだが、それを知ったのはつい数年前のことだ。 それから今まで、オカルト好きな俺は、ちょいちょい八潮の厄介になることが遭った。 …
俺の幼馴染である八潮という男には、霊感がある。 長い付き合いだが、それを知ったのはつい数年前のことだ。 それから今まで、オカルト好きな俺は、ちょいちょい八潮の厄介になることが遭った。 …
友人のYさんから聞いた話だ。 彼は以前、臨床工学技士として働いていたことがあり、その職場で夜勤中に足だけの幽霊を見たりしたことがある。 人よりもいくらかそういったモノを感じてしまうプチ霊媒体…
二十代半ば頃の話。 友人と飲みに行く約束をして、夕刻に待ち合わせの飲み屋前で待っていた。 この界隈は幾つもの大きな飲み屋街の通りが交差して、更にメインの通りから枝のように横道が伸び、そこ…
この話は、私の知人から又聞きした、実際にあった出来事です。 ここでは知人の友達を仮にTさんとします。 Tさんの曾祖父は、K地方の田舎に夫婦で暮らしていました。 そして、家の裏山には神様…
これは、二十年経って、ようやく一つに繋がった話である。 二十年前、私は、仕事の関係で、東北のある小都市に住んでいた。 その時の同僚で、仮にお名前をMさんとしますが、まずは、彼女のまわりで起…
遺影には宗教的な意味がない、と聞きますが、では、あの遺影にはどんな意味があったのか。 その女性は、数年前の出来事を忘れられないのだといいます。 ある日、彼女の家に、叔父の訃報が舞い込んでき…
はじめまして。 私は数回金縛りにあったことのある程度で霊感は無いのですが、一度だけよく分からない怖い体験をしたので、皆さんで考察して頂きたく送らせて頂きます。 数年前まで私は死人に仏衣を…
兎に角、忙しい業界だった。 妻子を置いて単身上京し、開発業務に携わった。 土日は遅れを取り戻すマージンとして存在し、月の半分が徹夜作業なんてのもあった。 ノルマンディー上陸作戦の如く、…
この話は昭和40年頃の話になり、話していただいた方は既に亡くなられています。 その方を、仮にKさんとしておきます。 Kさんは当時、東京で個人タクシーの運転手をしていたそうだ。 時代は高…
小学5年生のとき、同じクラスにF君という男の子がいました。 当時F君は違う学区から毎日母親の車で登下校していました。 後に親から聞いた話では、元の学区で友達に暴力を振るって問題を起こし、…
Aさんが子供の頃だから、今から何十年も前の話になる。 その当時、父の仕事の都合で、Aさん一家は田舎の実家で祖父母と一緒に二世帯で暮らしていた。 古い建物とは言え、細かな増改築を繰り返していた…
これは中学時代の友達の体験談です。 当時、仲が良かったグループの中に渋谷ってやつがいました。 今はどうしてるか分からないのですが、大学に上がる頃までは付き合いがありました。 話は中学の…