不幸になる条件

まず始めに目を瞑って三つ数を数えてみてください。

その時、自分の中にギュウギュウに物を詰め込むイメージで。

押入れに敷布団を無理矢理押し込めるイメージなんかでイメージが分かり易いと思います。

三、二、一。。。

はい、一気に目を開けてください。

真っ先に出てきたものがあなたが一番大切にしてる〝なにか〟です。

間髪入れずにまた目を瞑り、あなたの大切な何かに起こる事を三つ連想してください。

三、二、一。。。

はい、その連想で出た三つ目の答えがあなたにとって本当に最悪な状況です。

それこそがあなたの「不幸になる条件」です。

人によってはかなり抽象的になるかもしれませんが、その〝方向性〟こそあなたを不幸にする道とお考えください。

解説。

最初の問いは、抑圧した状況から真っ先に解放させてあげたい事柄。

つまり、平たく言えば「宝物」と表現してもいいと思います。

人間は、ストレスを急に短時間強くかけると必ず離してはいけない事柄を深く深く押し込めようと本能的に動きます。

そこから急に逆をすると魂に一番近い部分から避難させようという心理が働きます。

二つ目の問いは、「淘汰の優先順位」です。

最悪な状況を三つ出すって、そもそも矛盾してますよね?

最悪な状況は言葉通りなら必ず一つだけのはずなんですから。

それでも三つ答えられるのなら、人間は無意識に最悪な状況に序列をつけてしまいます。

そして、一番悪い状況は最後に出すって心理が働きます。

つまり、三番目の状況が現状、想像しうる最悪な状況となり得るわけです。

人、物、関係性、信念など様々な結果が出て来ると思います。

この行動の意義と本質は、〝その様な事態を回避すれば、完全には不幸になり得ない〟という一つの指針です。

決して、後ろ向きな検証ではないので悪しからず。

ご参考に迄に。

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