※虫嫌い、または公共交通機関を利用される方は読む事をおすすめ致しかねます。
話していいか、最も迷った話。
高校時代、通学で路線バスを利用していた。
高1の頭から、行きも帰りも決まって席は1番後ろの席。
広いうえ、バス特有のあの見られてる感がないからだ。
高2の冬のある日、下校の時にまた指定席と化した席に座る。
外気にさらされ冷えきった身体には痛いくらいに温かい車内。
学校の疲れもありウトウトとだした時、寝てはいけないと思い、
その時、見てはいけないものを見てしまう… 背もたれとシートのすき間部分に片手を置き、
中は完全なる空洞で、まさにデッドスペース。
シートの中身(厚さ15センチほどのスポンジ)が見える、
ウトウトしていたのもあり判断力も、思考力も低下していた私は「
カサカサッ ん? カサカサカサカサッ デッドスペースの床部分で何かがうごめく。
何か。と濁したところで想像はつくだろうが、そう。 Gである。
それも端から端まで、底が見えないほどの厚み… 100か、200か? 10匹単位ですら見たことがなかったので数の検討もつかないほど
ほとんどのそれが身動きせず、
巣や根城といった表現が相応しいだろう。
暖かい車内で揺られる心地よさからくる眠気から一転、
他の乗客のいる車内で悲鳴をあげなかった自分の勇姿を今でも誇り
バスの横幅✕
あとから分かった話だが暖かく雨風をしのげるので、
また、
暖かく、食べ物は無限にあり、