猫が話した

家では、猫が結構いました。

逃亡して、帰って来なくなった猫も結構いました。

私に初めて話かけてきた猫は、もう14年位生きているメスのチビという名前の猫でした。

最初、話かけてきたことは、私が風呂場でお風呂の浴槽を掃除しようと思って居たら、
チビちゃんが来て、なんだか水が飲みたそうだと思って、
私は近くにあったお風呂のお湯をくむプラスチックのボールに水を入れて あげました。

チビちゃんは喉が渇いてたのか、しばらく 飲んでから私に(ありがとう!優しいんだね! )と言われて、
それは頭の中で猫が言葉を言ってる感じで、声はなかったです。

猫って話するんだ~と思い、ある日には私が、「チビちゃん!チビちゃん!」と名前をただ呼んでみたら、
チビちゃんに(何回も何?)なんて 言われて、私になついて可愛い猫でした。

でも、ある日のことチビちゃんが、(今までありがとう! さようなら!)と言って、
私はチビちゃんが もう帰って来ないんじゃないかと思い 何も言えなくて、涙が出てきました。

もう、老猫ですから。

あれから、チビちゃんは帰って来ません。

天にめされたのでしょう。

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