続 笑いかけるなにか

こんにちは、以前笑いかけるなにかで投稿させていただいた者です。
あの後実は後日談がありまして、私事ではありますが内容が内容なだけに投稿しようか迷っていたのですが気持ち的にも心の中を少し整理したくて再度投稿させていただきました。

幼なじみ仮にYとします。
あの出来事の後2~3週間後に出張からYが数日ですが帰ってきたので久しぶりにドライブに出掛けてご飯を食べて帰ったのですがその道中、Yに以前この家であったことを話しました。
するとYは驚いた様子で話を聞きながら少し押し黙りなにか考えているように見えました。そのときの私は特に気にすることなくマジであれはビビったよー。なんて話しまたすぐ他の話題に変え、会えなかった時間を埋めるかのようにお互い何があったのか、最近仕事がどうだったとか話を色々して帰路に着きました。

それから二人してお風呂に入りまたリビングで話をしていると何やら突然神妙な面持ちで私の名前を呼んだYに私は不思議に思いながら問いかけました

「どうしたの?」
「‥いや、あのさ、さっき家で白いなにかを見たって言ってたじゃん」
「うん」
「それさ、言いにくいんだけど、もしかしたら私のせいかもしんない」

そう言うとYはテーブルの上へと視線を一度落とした後、意を決したように再度私を見て実はね、と重い口を開いた

「‥この数週間の間に私ね、流産したかもしれないんだ」

というYからの突然の告白に頭の中が真っ白になりすぐに返事を返せなかった事を今でも覚えています。
元々Yは妊娠しにくい体質で不純もあり月に1度くる痛みからキツそうにしているところを何度か一緒に暮らしているとき見ていたので私は十分知っていました。でも、まさか、という告白に私は少なからずショックを受けていました。

そこから先は詳しくは話せませんが、その流産してしまった時期と私がみたときの時期が同じだったのは言うまでもありません。
もしかしたら、あの私が見たものは生をなにし生きてこれなかった赤子だったのか、それともYの生き霊だったのか、今となってはハッキリとわかりませんが、ただ私が今はっきり言えることはYからのなにかしらのSOSだったのかもしれないのだと思っています。

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