咳払い

これはあたしがメンタル崩壊していて、自殺を考えていた時に 起きたことです。

自分の住んでいるマンションの最上階から飛び降りようとして、踊り場の 塀に足をかけた時です。
誰もいないはずなのに、どこからか咳払いが聞こえるのです。
気のせいかと思い、さらにもう一度塀に足をかけると、また咳払い。

いろんな方向を向いて人の姿を探すも、人の姿は全くありません。
不思議に思っていると警察が来ました。
近所で事件がありたまたま通りかかったとの事。

あたしはそこで色々質問を受け、 近くの交番へと連れて行かれました。
未だにあの咳払いが誰だったのか 、分からないままでいます。

朗読: 小麦。の朗読ちゃんねる

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