爺ちゃん

小学校の平和授業なる物の時に…

先生
「お爺さんやお婆さん、戦争を経験した人の話を聞けたら聞いて、先生にも教えてくださいね〜」

などと大好きな先生に言われたものだから、
帰宅後すぐに 戦中産まれの母に 話を聞くも…

母「お母さん2歳の時に戦争終わったんよ? 覚えとるワケなかろぉ〜」

落胆する私…
すると母が 祖父が従軍していた事を 教えてくれた

母「電話して 聞いてみたら?爺ちゃんも喜ぶよ〜」

ちなみに 戦争の話で喜ぶのではなく、孫の私からの電話で喜ぶだろうとの事なので…早速 電話をしてみる…
スッゲー喜んでた、孫を持つ身になる今なら凄く分かる。
もっと孝行しておけば良かった…。
話が逸れかけた… 。

以後 簡単な電話のやりとり…

「爺ちゃん 兵隊さんやったっちゃろ?戦争で人 殺したりしたと?」


「爺ちゃんは 兵隊さんには なったけど 防空壕とかばっかり作りよって、戦争には行っとらんとよ」

私「じゃ、戦争で人やら殺しとらんとよね?」

爺「うん! 戦争じゃ殺しとらん! 戦争じゃ…」

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