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1メートル以内

僕が高校2年生になり1学期の序盤からダラけてしまい学校をサボっていた時の話をします。

親に学校に行くと言い、親が仕事に行ったのを見計らって小学校からの友達のT君と毎回遊んでいました。
ちなみにT君は当時、定時制高校に通っていたので昼間はよく遊びにつきあってもらっていました。

僕の家は昔から同じ地域でも遠い所に家があり、T君や他の友人などとは離れた田舎に住んでいました。

どれくらい田舎かというとコンビニに行くのにも2つ坂をくだって30分くらい歩かないといけないくらいでした。それと比べてT君などが住んでいる場所はとても町という感じがありました。

僕は何回かさぼっていましたが、ある体験を境に学校に行き始めるようになります。

その体験をしたのはとても暑い日だったのを覚えています。

その時も学校を休んでいつものT君の家に行き、その周辺をチャリを2ケツでコンビニに行ったり本屋に行ったりと、町をうろうろしていました。

お昼になりお腹が空いたので「コンビニにするか〜」などの会話を交わしながらコンビニに向かっていました。コンビニに行くにはアパートが密集している道を通らなくてはいけなかったので暑くてダルいのですが仕方なくその道を歩いていました。

コンビニを目指し歩いていると段々と2人の足が暑さで進まなくなり休憩を挟みながら歩いていました。
暑さを紛らわすために、気になっている女子の話や学校の話などそのような会話をしながらアパートが密集している道を抜ける時に最後のアパートから男性が出てきました、僕はそれに気付かずにまた休憩しようとして道路の脇の縁石に座りました。
少しするとアパートから出てきた男性がすぐ後ろを通ったので僕はそれに気づいて挨拶をしました。ですが明らかにその男性は普通の人とは感じが変わっていて挨拶をしたのに無言でジーッと僕の方を睨んできました。さらにこんな時間にゴミ拾い用のトングを持っていたのでなおさら変な人だと思い、僕は「なんだこいつ、T君にも教えてやろう」と思い、ふとT君をみるとこんな暑い日にもかかわらず、顔が真っ青になっていて俺に何か言いたそうでした。

T君に気を取られていて気づくとさっきの変な感じの男はいなくなっていました。

何事もなかったようにコンビニに着いたのですが、その時もなんだかT君の様子が静かだった気がします。 昼飯を買い終えてコンビニの休憩できる所で購入した物をを食べていました。

そこでさっきのT君が静かになって様子がおかしかったことについて聞いてみると僕は本当に鳥肌が止まりませんでした。聞かなければ良かったと後悔もしました。

僕が道の脇に座って休憩している時に挨拶を無視した少し変わってる男、

右手に刃渡り30センチくらいのナイフを持ってたそうです。

僕がゴミ拾い用のトングと勝手に認識してたものはナイフだったらしいです。

こんな猛暑日の昼間にナイフを持っている人に出くわしたというのも怖いですが

それよりもっとゾッとしたのは、そのナイフを持った男が僕の1メートルもないすぐ背後にいたことです。もし僕がその男に対して挑発的な態度をとっていれば、今こうして体験談を語ることもできなかったでしょう。

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