知り合いの方に聞いた、その方の親族の方が体験した話です。
つい、先日全国的に猛暑の報道が続いておりました日 その方、Aさんは恋人の方と遊園地に遊びに行ったそうです。
そこには、手帳を開き「恵まれない子にご支援を」
そういうのを、放っておけないAさん。
しかし、その場を離れ数分後 先ほどの外国人がもらったお金で自販機からジュースを買っている
恋人のBさんが呆れつつも、
「
と諭しました。
それを聞いたAさんはあることを思いつきます。
天然と言うべきか否か、
「今から海辺に行って、
恋人のBさんも、
海辺に着くと、そこには仮設住宅が並んでいました。
その内の一軒の前に、ぽつん、
Aさんは早速声を掛けます。
「すみません、私達は県外から来たのですが、
「何かお困りのことや、欲しいものなど御座いましたか?」
すると、お母さんが答えます。
「あら、わざわざありがとうございます」
「そうですね…強いて言うなら粉ミルクですかね…」
お母さんの手元にはくたびれ古くなった哺乳瓶が握られてました。
お母さんは続けます。
「家も流されて、
元々、心の優しいAさんは涙を堪えながら話を聞き
「わかりました!!今すぐ粉ミルク買ってきます!」
と、コンビニへ急ぎ、粉ミルクを買ってきたそうです。
「わぁ、本当にありがとうございます。そこに置いてください」
赤ちゃんを抱いて、
帰宅後、「良いことした!!」という満足気な顔で、
赤ちゃんを抱っこしたお母さん お父さんは流されてしまった 炎天下の中、
「赤ちゃん、いくつくらい?お母さんどんな格好してた?」
Aさんは答えます。
「え、赤ちゃんは赤ちゃんだよ1歳も無いくらい。そうそう、
Cさんの洗濯物を干す手は止まり、暑さも忘れ、
最後に問いました。
「その赤ちゃん、誰の子?」
そこまで聞いた私は、あの日を思い出しました。
数年前、あの春の足音が聞こえていた日はいきなり雪が降って、
あのお母さんは、
もし、