呪怨

小4の時に体験しました。

その日、学校が終わり私は足早に家に帰りました。

帰り着いた時は、家には祖母がいました。

私は、リビングで一人寛いでいました。

しばらく経つと、廊下から微かに声が聞こえてきました。

不思議に思った私は、声のする場所をたどっていると、
それは2階から聞こえていました。

おかしい、二階には、誰もいないはず…
そして、聞こえていた声というのも、うめき声に近いものでした。

あ…あ…あ…

まるで呪怨の佳代子のような声でした。

声を聞いていると、だんだんと大きくなってきている事に気づき
近づいてきてる!はっきりと感じた私は急いで玄関に走りました。

外に出ようとしましたが、ドアが開かず、焦っていました。

単に鍵がかかっていた事に、気づいた私はホッとしてノブに手をかけました。

その時気づきました。その声の主が真後ろにいる事に…
なぜかその時、私はある光景が見えました。

ドアの前に私が立ちその後ろに長い髪で顔を隠した女の人が
ゆっくりと私の肩に手を置こうとしてる光景を…

ふと我にかえると、肩にポンと冷たいものが乗るのを感じ、
私は恐ろしさのあまり外に飛び出しました。

それ以来は何も起こっていません…

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