私は、都市伝説や怖い話がとても好きなのですが、
ですが、幼い頃に一度だけ…不思議な体験をしましたので、
あれは私が…まだ小さく保育園頃の話だったと思います。
突然、
家は田舎の一軒家で、
その日のお葬式後です。
私は海老を食べるとアレルギーが出るらしく、
食べた後…喉や体が痒くて息も苦しくなり、
恐らく、誰も私に声をかけなかったのは、
意識を失っていた私でしたが、
ふと…
綺麗な鈴の音だと思い体を起こしたんですが、あれ?
先ほどまでお昼でまだ明るかったはずなのに…
ですが、周りを見渡してまたあれ?と思いました。
父や母を探すも、その葬式をしたはずの大広間には誰も居なくて…
困ったと思い、また縁側に腰を掛けた時です。
シャラン…
今度は近い。
そう思い、その音を辿るように聞き耳を立てて顔を上げて見ると、
田舎で車の通りも少なく、
綺麗な鈴の音がしていると、
綺麗な炎がボウっとユラユラと揺れて、
夕刻で陰っていてよく見えませんが、大きな番傘がある場所に、
狐のお面をした黒無垢姿の人と、
その前に提灯を持った小さい子供?が狐面をして歩いていました。
ボーっと眺めていると一人のお面を付けた男がコチラへ走り寄って
驚いて身構えていると
「お嬢ちゃん、どうして此処に居るんだい? 危ないよ?」
と聞いてきたんです。
「ここはワタシのひいおばあちゃんのおうちなの!
と言ったのを覚えています。
それを聞くとその男の人は困ったのか、
見えないはずが苦笑いを浮かべている気が
「そうかい…だが此処はお嬢ちゃんが居ちゃいけない場所だよ。大丈夫さすぐに戻れる」 戻れるとか良くわからない私は何なんだろう…
「〇〇!帰るわよー…
「っあ…はーい!!」
起きると母が起こしに来ていて、
そのまま私は遺族に挨拶をして自宅まで、無事に帰りました。
私は今年で18になりましたが、最後の話しかけてきた男は一体何だったのか…