高校三年生の秋に起こった話です。
当時の私は、大学受験の真っ只中でした。
すると、
ツインルームを二泊三日で予約しました。
受験当日、試験も無事に終わり、二人で予約していたホテルへ。
友達の知り合いの方の車に乗
退屈するこ
「こんな遠いところまでありがとうございました!」
友達とそうお礼を言い、車のドアを閉めようとした時、その方が
「女の子二人で泊まるから心配だわ。
そんな事を言われ、私は内心とても怖くなりましたが、
一方、
「今日の夜、私は◯◯ちゃんに会いにいくけど、
ときいてきました。
私はビビリなので、先程聞いた言葉が忘れられず
「いや、
と断り、
友達はサッサと身支度を済ませて遊びにいき、
しばらく経った頃でしょうか。
ガシャン!コンコロコロ・・・
その音はお風呂場からでした。
私は、
ガラガラ・・・
あれ? あんなに大きな物音がしたのに、何も落ちていないのです。
「変だな」
あの音はなんだったんだろう、
ドンドンドンドン!
と誰かが走ってくる足音が近づいてきました。
「きゃ!」
私は急いでベッドに潜り込み「◯◯
祈るように友達の帰りを待ちました。
それから数時間後、友達は
「遅くなってごめんね」
そのまま自身のベッドへダイブしスヤスヤと眠
友達も帰ってきたし、これで安心だぁ と一息ついてから寝ようとした時です。
ゴン・・・ゴン・・・ゴン・・・
なんの音だ?
私は耳をすませその音の出所を探しました。
私は、先程のこともあったのでその音が気になりろくに寝れず、
せっかく県外に来たので、
一日中遊び尽くしホテルへ帰宅。
ゴン・・・ゴン・・・ゴン・・・
まただ・・・私はすぐさま友達に
「この音だよ、これこれ!」
「え、何も聞こえないよ」
と言います。
「ほら、この壁から聞こえるでしょ?」
「ここ角部屋予約したのに、
私はベランダからその音のする方向を見てみたのですが、
では、
この部屋にいるのは誰?
それ以来、そのホテルは利用していません。