扉のその先は

これは私が中学生のころの体験談です。

今から7年程前だったかと思います。
私は日頃から動画やテレビなどで心霊系のものをよく見ていました
と、いっても私には霊感はないだろうし、
こんなこと身近にはないだろうなぁ・・・と思いながら日々を過ごしていました。
私自身怖いものが得意!というわけではなくビビりなので安全に越したことはないのですが・・・(笑)
さて話を戻し本題ですが、私も過去の話で少々あやふやなとろこはありますがこんな私の身のすぐそばまでやってきた恐怖の体験です。

私は中学生なので、両親、兄と一緒に戸建住宅に住んでおりました。
玄関を入ってまっすぐに短く廊下がありその右手にトイレ、
またその奥右手に2階へと続く階段があり廊下の正面にはドアがありLDKがあります。
階段を数段のぼると横へ折れ少し登るとまた横に折れ・・・
わかりやすく言うとバランス的にもホチキスの針のような階段形状です。

その階段をのぼると正面が私の部屋、左側が兄の部屋、
右の部屋が両親の寝室となっています。
ある夜に私が自分の2階にある部屋で寝ていたところ、 ふと目が覚めてしまいました。
起きた時はおそらく1時~3時というまぁ深夜らしい深夜でした。
起きて同時か少し経過した時くらいに自分の身体が動かない事に気が付きました。
目線だけがチラチラと動かせる、他はまったくもって動かせません。
それに気が付いたとき正直、初のそういった経験で少し気持ちが高揚しました。
ですがそんな高揚もつかの間でした。

「なにかおかしい、変だ」そう思いました。
私の感覚がそこまで鋭敏か、そこまでの空間の広さを察知できるのか、
私に霊感が少しでも霊感が本当はあるのか。
ですが同時の私は確かに部屋の扉を閉めていても、
階段を少しずつゆっくりと登ってじわりじわりと近づいてくるモノの気配を感じました。
時間は深夜、両親は夜更かしをするような人ではなく寝室で11時~12時頃には眠りにつきます。
兄は基本的に活動的ではありますが自分の部屋で趣味に没頭するタイプでご飯や学校の時以外は部屋にいます。

なにより、年数が少したった木造住宅だからか階段をのぼると軋む音や、
家族の階段を登る時のテンポや音が 今のそのモノにはまったくありません。
ゆっくりと確実に近づいてくる。それだけでした。
寝起きで確証もなく、寝ぼけていただけと言われてしまえばおしまいなのですが、
時間帯、金縛り、未知の気配の接近この三つが重なり私は恐怖に飲み込まれそうでした。

必死に眼をつむって「なにもない、なにもない、なにもない」、
気配きえてくれぇ・・・」と心の中で繰り返していました。
そうしていくうちにその気配がついに自分の部屋の扉の前に着いたことに気が付きました。
「やめてくれぇ」とただ必死に願うことしかできません。
数秒か数分か数十分かわかりません、その気配を感じたままそう願っていましたが。

たしかにその気配は感じる、でもそこから更に動く気配はないといったところで私は意識がなく、 気絶したか再度睡眠に入りました。

これが私の体験した中で一番怖かったもので、 家というのもありなかなか家族には話しにくかったので投稿させて頂きます。

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