この話は、つい最近、私自身が体験した出来事です。
時間が経つと詳細を忘れそうなので、
間取りと生活環境の都合で、
引き戸を挟んで自分と家族のベッドを置いています。
自分が普段寝ている状態だと右手がその引き戸になります。
ここからが体験した話になります。
深夜、時間ははっきりしませんが、多分午前3~4時だと思います。
熟睡していましたが、
最初は、引き戸に手が当たっていると思って、
その時は、眠たくて目を開けて確認はしていません。
数分してまた眠りにつきそうになったとき、
自分のベッドには愛犬が一緒に寝ることがあるので、
確かに犬は側で寝ていましたが左側の足元で寝ていました。
あれっ?と、不思議に思いましたが、
数分後、再び右手が引き戸に当たっているような感覚がします。
今度は、人差し指の爪の辺りを摘まれているのをはっきり感じます。
ここでやっと「久し振りに来やがったな」と、
自分は、ガッツリ見えるタイプではないのですが たまに自分だけ見えちゃったり、「ココで何かあったな」
人差し指を摘まれるたびに手を引っ込めて、を5~
そのたびに布団の中から手を引っ張り出されて人差し指を摘まれま
そして、回を重ねるごとに段々腕の方に上がってきています。
摘まれるから、指を掴む、手の甲を掴む、
指を掴む辺りから、
その手の出どころを確認すると、
引き戸の向こう側には家族が寝ています、
手首を掴まれるときには、
手首の上辺りをガッチリ掴まれたときには、
犬がこちらに向かって吠えると、白くて冷たいその手は すっ、と手を放して引き戸の向こうに消えていきました。
犬は暫く興奮というか警戒していましたが、
やれやれと思い、自分も落ち着いてきたので「
自分は、そんな体験をした後なので眠れずに朝まで起きていました。
手に残っている赤い手形、
あのまま引き込まれていたら、