私は昔からオカルトや心霊が大好きで､
昔懐かしいアン○リバ○ーの心霊特集は欠かさず見ていました｡
そんな霊感のない極々一般的な日本人な私ですが､
不思議な体験をする事があります｡
近所に住んでいる母方の祖父母(今は両名他界)の家の2階､
祖父の寝室にはガラスケースに入った古い日本人形がいます｡
私は､その人形に対して嫌悪感や拒絶反応が強く､
今でも1人で2階で過ごす事ができません｡
1度､子供の頃に克服しようと祖父の寝室で寝ようとしましたが、直ぐに逃げ出したのをおぼえてます｡
祖父母の家で1人で留守番をすれば､階段の吹き抜けから誰かが見下ろしている気配があるような感じがして､本当に恐ろしです｡
不思議なのはそれを感じるのは家族の中で私はだけなんです｡
1度､知り合いである漫画家で微弱ながらも霊感のあるひとに人形を見てもらった ､私とその人形は相性が悪いそうです別に悪さはしない様ないけど､念の為に近寄らないように言われました｡
塾に通っていた頃は授業中､通路側に座っている私の死角に女の子が壁に向かった走り抜けるのを見たり､休日に解放されている小学校の校庭で遊んでいれば､全身真っ黒な出で立ちの男が佇んでいる光景が頭に浮かんだりしました｡
中学生(いじめを受けカウンセリングルームにいました)の時は､カウンセリングルームの一室で1人で過ごしているとふと空間が静かになり､背後から低い……40代くらいの男性の声で『ｳﾞｩｩｳﾞｩ』という唸り声が聞こえました。
背筋に悪寒を感じた瞬間に時なりの部屋にいた当時､私を可愛がってくれていた女の先輩が飛び込んできて私の腕を引いて「この部屋にいちゃダメ」と言われ､帰りもピッタリと付き添ってれた事があります｡
高校では不思議な体験はありませんが、専門学校に通えば授業に見回っている講師の姿が目に入ったかと思えば､誰もおらず遅れてその講師が通りかかったりはありました｡
そして今､両親と3人で暮らしている実家では姿は見てませんが
『女性がいるかも？』というのを感じます｡
霊感のない母でも､私の声で自分を呼ぶ声や2階に登る時に降りる足音を感じることもあったり､私に関しては夜寝ていると時々ですが､顔を覗き込んでいる人の気配やカーペットの上を歩いて近寄ってくる気配を感じることもあります｡
ここまでは､たまにあり気の所為と片付けていたのですが……｡
あるモノを聞いて私は､「あ、この家には女性がいるな」と確信にも似たモノを得る体験をしました｡
それは、寝る前に自室で漫画を読んでいた時のことです。
私は霊感など全くありませんが､オカルトや心霊が大好きで真夏の心霊特集は欠かさず録画して見るほどです｡
そんな私が今年の某月の夜､自室で漫画を読んでいたら『ｷｬｰｰ』と言う､遠い様な近いような……部屋の隅からのような下の階からのような､上から下へと落ちていくような､場所は特定出来ない位置から女性の悲鳴を聞きました｡
その前に､母とテレビを見ていたらGが出てきて大騒ぎを起こした後だったのもあり『またGが出たのか!!』と､下の階で父といる母の様子を見に行けは､母は悲鳴どころかケラケラと父と笑いあってたいたので絶対に母はありません。
悲鳴が聞こえた瞬間､心の何処かでは「あ､聞いちゃった……」と腑に落ちる様な､スッキリと納得したような感覚になったのと､「あの悲鳴は､女性(推定)もGを見て驚いたのかぁ」とほっこりした気持ちになりました｡
悲鳴は私の聞き間違いなのか､それとも本当に霊なのかは分かりませんが、悲鳴を聞いてからは家の中に家族以外の存在はいると自覚する様になりました｡
その前は、少し怖いくらいでしたが今は怖さを感じる事は少しなくなりました。
