603 views

水たまり

「それでねー、ゆーれいはカガミとかにはうつらないんだって」

「ふぅん」

学校帰り、友達と二人傘をブラブラさせながら並んで歩く。

「でも、ゆーれいなんていないでしょー」

そう言って彼女が覗いた水たまりには
少し曇った雨上がりの空が虚しく広がるだけだった。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

自動販売機

受け取ってください

顔だけの男

夜の駐車場の子供

ぷくちゃん

それまでは大丈夫