私が中学生の時実際に体験した話です。
私は中学生の時バレーボール部に所属していました。
その中学は県中総体の常連でそこそこ強いチームでした。
なのでそれなりに練習も厳しく夜練もそれなりにありました。
そんなある日の夜練終わりのこと。
夜練を終えて帰るために体育館の玄関に向かっていたときのことです。
夜練の終わり体育館のそれを玄関に向かっている時、
同級生の一人が、体育館と校舎を隔てているシャッターの方に向かって手を振っていたんです。
それを見た同級生の一人が
「ねぇ。なんでそっちに向かって手を振ってるの?そっちには何もやいじゃん?」 と言いました。
するとシャッターに向かって手を振っていた同級生はこう言っていました。
「え?だって女の人がこっちに手を振ってるよ?」と。
私は興味の無い振りをして一旦はその場を通り過ぎましたが、
やはり好奇心には勝てず、同級生の一人が手を振っていたシャッターの方を覗いて見ました。
するとシャッターの手前でこっちにむかって
手を振っている女の人と赤ん坊がいたのです。
私はびっくりしてすぐに眼をそらしました。
なんとなくその女性か赤ん坊と眼を合わせてはいけないと直感的に思いました。
なので私は顔を背けました。
眼をそらして数秒たってから私はまたシャッターの方を視て見ました。
するとその女性と赤ん坊はもういませんでした。
私はホッとしました。
あの時手を振っていた同級生は眼を合わせていないのか
その後も問題なく今も元気に過ごしています。