学校の怖い話は、どの学校にも一つはあるかと思いますが、私の通っていた学校にはこんな話がありました。
私の通っていた小学校には、校舎の西側に花壇がありました。
花壇と言っても、土がむき出しでずっと何も植えられていませんでした。
気になった私と友達は、ある日先生に聞いてみました。
先生は静かに話してくれました。
あの花壇は雨の日の夕方、土の色が血のように真っ赤になるのだそうです。
植えられたチューリップやパンジーなどの花も、みんな人間の頭蓋骨のような形になって咲くらしいのです。
そのせいか何も植えられなくなってしまったそうです。
花壇を作った時に、どこかのお墓の土を間違えて持ってきてしまったんだとか。