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砂浜にて

サイトの人は誰が投稿したか分かっちゃうんですよね?まぁ、それは しかたないですわ。短い話です。
その人達が見てるとは思いませんが一応、色々と伏せて書きますね。

十数年前。ある浜辺で男三人でふざけていました。
俺、先輩、友達。そこにオッサンが一人で歩いてきて
「おい。うるせーぞ。もう少し静かにしろ」っと言われました。
ただ、そこはイケイケの時代の三人組。
「あ?お前誰だよ?どっかいけ」先輩が恫喝。
オッサン「いいねー、面白いねー。
スキンヘッドの俺みてーなのが声かけても びびらねーか笑」
俺も友達も、全くビビってませんでした。 その時は。
そこにもう一人のスキンヘッド。
正直、俺は二人目を見た時に「勝てねーなぁ」っと思いました。
二人目のオッサン「あのさあ。もう少し静かにしてくれないか? 体調悪い人がいるんだよ」
先輩「は?関係なくね?病院行けよ!」
最初のスキンヘッド「いいねー。でもそろそろだなぁ、そろそろだ」
そこで俺等三人は流石に空気の異変を感じました。
心霊スポットとは違うヤバさ。
そのに車椅子を押しながら二人組が砂浜の手前まで近付いているのに 気付きました。
車椅子を押しているのは三人目のスキンヘッド。
車椅子に座っているのが優しそうなお爺さん。
二人目のスキンヘッド「いいか?もう言わねーぞ?少し静かにしろ」
先輩「ここはあんた等の浜か?騒いでも良くね?」っと言い終わるか 言い終わらないかのその時。
「パン」その後に鼻に来る花火の臭い。硝煙の匂い。
車椅子を押していたスキンヘッドが何かを持っている。
その時点で、俺等三人。ってか他の二人は知らないが
俺は「あら?死ぬのか?」っと思いました。
暫の沈黙の後。 車椅子のお爺さんが「おい。お前が一番うるせーぞ。誰の耳元で撃ってんだ? 遠くなってきた俺の耳でもうるせーぞ」
三人目のスキンヘッド「すいません。面倒臭くて」
一人目のスキンヘッド「とりあえずさ。お前らもほどほどにな?意味の取り方は 任せる。」っと言った後に 四人は何処かに消えていきました。
その少し後、バンが通って目の前に。
助手席の、窓が開き、
一人目のスキンヘッド「おい。これを持て」
すっかりビビった先輩を、差し置いて何故か視界も思考も
クリアになった俺が近付いていきました。
まさかチャカ?その手には紙が。
スキンヘッド「コレはな俺の名刺だ。なんかあったら一回だけ助けてやる。
大体の事は助けてやる。お前ら気に入ったわ。
じゃーな。 無駄死にすんなよ?」
その言葉を残し、車は南に去っていきました。

ただコレだけの話。久々に死を覚悟した時の話。
信じなくても良いけどその場所に行くと鮮明に思い出す。 ある夏の日の話

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