母の日後日談

前回投稿させて頂いた母の日の後日談です。
前回の続きになりますので、ぜひ前回のお話も読んで頂ければと思います。

私は予定通り週末仲が良かった先輩のお母さんのお参りに行きました。
先輩に、「どこのお寺さんですか?」と聞くと、
「E寺だよ」と教えてもらい、また驚きました。
E寺には、親はもちろん親戚の誰も檀家さんではないのですが、 
以前からお寺ヨガだったり坐禅会だったり、イベントをよく開くお寺さんだったので、
私は檀家でもないのに結構な頻度で通っていた場所だったのです。

もちろんご住職も顔なじみで、メールを送ってみると、
なんと先輩のお母さんの葬儀の際にお経をあげたのはご住職本人だったそうで、
覚えていますよと話しておられました。

当日、納骨堂の場所を寺務所に聞きに行った際、いつもは数名の僧侶で寺務所の当番をしていたそうなのですが、
たまたまご住職本人がいらっしゃって、丁寧に納骨堂のお部屋まで案内してくださいました。
初めて先輩のお母さんお骨を前にした時、また1つ驚かされました。
私があの、母の日に思い出した先輩のお母さんのイメージしていカラーが、
なぜか黄緑だったのですが、遺影の写真をみると、珍しい黄緑の服を着ていたのです。

すべて偶然かもしれませんが、私には、先輩のお母さんから、
遠く離れてしまった娘(先輩)に会いたいよ、寂しいよと言うメッセージが届いたように思いました。

どうかお母さんが、天国で心穏やかに過ごせていますようにと願うばかりです。

朗読: 榊原夢の牢毒ちゃんねる

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