あれは、7年位前になります。
私と私の母とで、飛騨高山に住んでいた叔父さんが危篤と言う電話を受け、京都から鈍行を乗り継ぎ、夜の10時くらいに病院に着きました。
病院には、叔父さんの再婚相手の奥さんが一人付いておられました。
母と私は軽く挨拶し、叔父さんのベッドに行きました。
もちろん意識はなく、叔父さんの頭の上に、黒い影みたいなのが見えました。
私は母に小声で、叔父さんあかんかもと告げ、母と2人で一度病室を出て、 病院のロビーで母と話していました。
暫くして、叔父さんが息を引き取ったと連絡を受け、
看護士さんや、主治医の先生に話をして、お世話になりましたと挨拶をし、遺体を自宅まで運びました。
夜が明けて、叔父さんの義理の娘さん、お孫さんが、叔父さんの自宅に来られました。
お孫さんは、姉妹で来られていたのですが、妹さんの方が、叔父さんの遺体を見たとたん狂乱に近い状態になられ、
義理の叔母さんに、お塩を借りその場を納めました。
私と母は、一度京都に戻り、用意をして、すぐに高山に戻り斎場へと入りました。
斎場の控え室の入り口の上に黒い影があったのですが、この事を話すとパニックに成りかねないと思い黙ってました。
通夜式も終わり、久しぶりに会う親戚や、義理の叔母さんの娘さん、その旦那さんと話してました。
旦那さんが、娘が世話になりましたと言われ、あの子は、憑依された事が前にもあったという話を聞きました。
旦那さんが言うには、旦那さんと故人さんしか知らない事を、娘さんが旦那さんに話したという内容でした。
スピリチュアル的な話をし、その夜は何事もなく終わりました。
次の日の告別式の前に、私がお守り代わりに持っていた、安部晴明さんの晴明の井戸の写メが写った携帯を妹さんにお守りなのでと渡しました。
式が始まり、お寺さんの読経が始まり、暫くすると、祭壇の上の方に女性の姿が見えました。
私は、祖母が迎えに来たのだろうと思いました。
式も終盤になり、故人さんへの献花となり献花の準備が整ったと連絡を受け戻ろうとすると、
憑依されやすい妹さんではなく、お姉さんが床にへたりこみ、
床に頭を打ち付けながら、行きたくない、行きたくないと叫び始めました。
喪主さんが、お坊さんを呼びに行き、お坊さんが言うには、虫の類いでしょうと言い、その場を離れました。
私は虫じゃないのにと思いながら、献花に行こうとすると
義理の娘さんの旦那さんが私に 何とかしてもらえませんか?と助けを求めて来られましたので、
妹さんに預けていた携帯を返してもらい、
頭を打ち付けいる、お姉さんに井戸の写メをかざしながらる者を苦しめるのが本望か?
苦しめ続けるのであれば、晴明さんに式神を借り受け、そなたの魂を式神に食らわすぞと 言い聞かせ、
暫くすると落ち着き、お姉さんのおでこには血がにじんでました。
斎場の係の人が初めて見る光景だったのか、口をあけ放心状態になっておられたので
私が係の人な、コップに水を入れて、少しお塩を入れて持って来て下さいと伝え
その水を飲ませ、本人に覚えてますか?と聞くと、全く覚えてないとの事でした
式も終わり、焼き場へと行くのですが、もちろん憑依された、姉妹は斎場に残り
残りの親族で向かったのですが、焼き場でも、違う方に憑依し、
嫌や、嫌やと叫んでましたが どうする事も出来ず、
火葬され、一通り終わり、私と母は京都に帰りました
京都に帰り、もちろん晴明さんに、お礼を告げたのは言うまでもありません
これが私の体験した不思議なお話です
