273 views

予知夢

予知夢の定義はよく分かりませんが、不思議な夢をよく見ます。

例えば、私の夢の中で2台の車が止まっていて、1台には私が乗り、もう1台にCさんが乗っていました。そこに、Mさんがやって来て、どちらに乗ろうかと考えています。やがて、決心したかのように、Mさんが、

「私、Cさんと同じ車に乗ろうと思います。」

と、私に向かって話しました。

ここまでは、私にも、なんの夢だったのか、全く分からないのですが、数日後、また夢の続きを見て分かりました。

今度は、アパートの一室で、私が玄関のドアを開けると、何も無い畳の部屋の中央に、Mさんと両脇に子供二人が座っていて、こちらをじっと見ています。私が、

「Mさん、大丈夫ですか。何か欲しい物は、ないですか。」

と聞くと、Mさんは明るく、

「大丈夫ですよ。なんとかなるから、心配しないでね。」

と答えました。

この夢の後で、Mさんにそっと確認すると、

「ようやく離婚を決心して、子供二人を連れて家を出たの。」

とのことでした。「Cさんと同じ車に乗る。」というのは、離婚経験のあるCさんと同じく私も離婚することにします、ということだったのです。

このように私の予知夢は、すぐには、自分にもよく分からないということが、よくあります。

その中でも、本当に不思議だった予知夢の話をご紹介します。

私は、夢の中でバス停にいます。周りには、20人位の老若男女がいて、皆静かにバスが来るのを待っています。通りの反対側から、私の父が、両脇を黒いスーツ姿の男達に抱えられて、渡ってくるのが見えました。父は、一人では歩けないようでした。私は、

「あれ、お父さん、大丈夫かな。」

と心配しながら見ていると、父達は、バス停の列のずっと後ろの方に並びました。

私のすぐ後ろには、近所の顔見知りのおばあさんが、並んで立っていました。

やがて、スーッと音もなくバスが来て、私達の前で止まりました。

前の人と私がバスに乗り込みます。後ろを見ると、おばあさんが乗らないので、私が大きな声で、

「おばあさん、乗らないんですか?」

と聞くと、おばあさんが、

「行き先が違うのよ。」

と答えました。私は、「なんだそうか」と納得して奥に進み、つり革につかまりました。外を見ると、私の父もバスに乗りませんでした。

バスは、また静かに動き出しました。

翌朝、私は、目が覚めるとすぐに、母に電話をしました。夢の話をすると、母は、驚いていましたが、取りあえず、父に異常が無いことは確認できました。

仕事に行こうと、外に出ると、バス停で後ろに並んでいたおばあさんの家の前に、おばあさんの葬式の案内が出ていました。

「行き先が違うのよ。」とは、こういうことだったのかと、ようやく分かりました。

しかし、父は、一体何処行きのバスに乗ったのでしょうか。未だに元気にしております。

朗読: 朗読やちか
朗読: 繭狐の怖い話部屋

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

謎の飛行物体

もう一人の

テレビの裏

お盆に

幻の事故