産婦人科

これは、私が就職の為東京で一人暮らしをした時の話です。

地方の学生だったので、就職先の方から紹介していただいた不動産の方にお世話になる事になりました。
私は田舎の出身で、家に鍵をかける習慣があまりなかったのですが。
仕事を始めて、就職先の先輩方も、すごく良い人ばかりで、よく仕事終わりにご飯に連れて行ってくれて頂きました。
あまりに楽しくて、先輩方の飲み会で飲み過ぎてしまい、無事家には帰ってきたのですが、そのままベットで爆睡してしまいました。
ところが、夜中にドアが開く音で目がうっすら覚めてしまったのです。
私のその当時住んでた家は、1ルームの玄関から部屋までL字に曲がっており入ってきた人は瞬時には分かりにくい構造でした。

私は当時鍵をかけ忘れる傾向があり、酔っ払ってたのもあり、
あれ?当時付き合ってた女性が遊びに来たのだと思ってました。
ただもう深夜12時を過ぎていて電車で来れるわけもないのに、。。
そしたら、ドアが開く音とともに足音は聞こえず。
ふと体が金縛りになりm頭を動かすのがやっとの状態になり、無理やり玄関の方から白い塊が動いて近づいてくるのが、やっとのことで確認が出来ました。
その塊が徐々にベットに近づいてきて 足元にどすんっと座り込んできました。 そしたら、その塊は髪の長い女性のような方で、子供ができたみたい、と声のような頭に直接語りかけてくるような形で頭に入ってきました。
私は当時付き合ってた女性と結婚を考えていたので、形はどうあれ嬉しくて いろんな意味を込めて
ありがとう、できれば産んでください結婚しよ。と言ってその後意識を失いました。
翌朝、玄関を確かめると、鍵はしまってました。

その後一年ほど過ぎ、 上京する時に担当していただいた方会うことがあり、
今回の話をしたところ、
不動産さん曰く、あっ山川さん霊感ある方でしたか、実は、申し訳ないですがお祓いなどはしてたのですが、もともとそちらのマンションは産婦人科の病棟の跡地なんですと。
そんな事を伺ってなるほどなと、もしかしたらその時の対応で何か怖いことが起きたかもと思うと、ゾッとしましたというお話でした

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