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曰く付き団地での出来事 お兄ちゃんのキーホルダー

お兄ちゃんのキーホルダーの話です。

私が4つくらいの頃の話です。
いとこの家族が旅行に行き私とお兄ちゃんにお土産を買って来てくれました。
私のお土産は女のコらしいもので喜んでいましたが、
お兄ちゃんには、当時流行っていた、スニーカーのキーホルダーでした。
本物みたいに靴紐や、靴底はゴムで出来ているあのキーホルダーです。
お兄ちゃんは凄く喜んでました、ですが私は少し変な感じに見えたんです。
私は小さい頃から、霊感があったのですが、当時は、4歳ですから、なんとなく感じていたんだと思います。
お兄ちゃんに頼んでキーホルダーを見せて貰ったのですが、特に変なモノが憑いているという訳でもありませんが、
不思議と、お兄ちゃんにこのキーホルダーを持たせてはいけない気がしてならなかったんです。
それからと言うもの、お兄ちゃんが学校に行ってる間、キーホルダーを見つけ、自分で持っていました。
何度もお兄ちゃんに見つかっては、叩かれたりしてキーホルダーを取り返されましたが、
それでも、必ずキーホルダーを見つけ、持っていました。
親もさすがに私に怒りました。
でも、何も言えずお兄ちゃんとのキーホルダーの奪い合いは続き、
とうとう、お兄ちゃんは、学習机の鍵の付いた引き出しにキーホルダーを入れ、鍵を自分で持ち、
私は、さすがにこれではキーホルダーは奪えないな…と諦めました。

その日の夜、夢を見ました。
学校のカバンにあのスニーカーのキーホルダーを付けて、友達とふざけ合いながら登校するお兄ちゃんの姿。
私は、後ろからその光景を見ていました。
すると、ふざけ合いが激しくなり、お兄ちゃんが道路に向かって転んでしまったんです。
その時、向こうから大型トラックが猛スピードで走ってきました。
私は、お兄ちゃん!!!!と叫んで目を覚ましました。
夜中で、親も横で眠っていて、私はボーっとしていました。
その時です。 チリーンと鈴のような音が響き、左のほいからお兄ちゃんが鍵をかけてしまったはずの、
キーホルダーがスーっと浮いて私の目の前でポトンと落ちてきました。
その時、あぁやっぱりこのキーホルダーは私が持っていなければいけないんだと、お兄ちゃんを守りたいと子供心に思いました。
そして翌日、お兄ちゃんが泣きながら、机の鍵がかかっていたのにキーホル ダーが無くなったっと泣きながら母親に言ってました。
もちろん、私は知らんぷりです。

それから、新しい家に引っ越す事になった私の家族は、新居で荷物を出していました。
その時、お兄ちゃんのあのスニーカーのキーホルダーが出て来ました。
キーホルダーをマジマジと見つめて、嫌な感じがなくなっている事を確かめると、お兄ちゃんの部屋のベッドに、ぽ〜〜〜い、と投げて返しました。

あまり怖くなくてスミマセン。
実は私が小さい頃住んでいたマンションは曰く付きらしく、ほかにも沢山の怖い体験、不思議な体験をしました。
その話はまた今度送ります!

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