夢でみる

私は数年前から極度のストレスを感じると、毎回同じ夢を見ます。
それは時刻は夜中、中の照明がついていないトンネルです。

山道を歩いてでてくるときもあれば 出入口に急に立ってる時と、シチュエーションはバラバラですが、 必ずトンネルの前に立っています。
そして夢の中で『ああ、夢見てるなあ』と気付くのもこの夢の特徴でした。
基本的にトンネルの夢はあまりいい夢ではないことを昔から知っていたので、私は夢の中で絶対入らないようにしていました。

しかし数日前、同じ夢を見た時 いつもと違っていました。
トンネルの向こうに人がいたのです。 夜で何も見えないはずなのに人影がしっかり見えたのです。
そして何か話していたのです。 トンネル内を反響して、私の耳に届いたのです。
「え?」 夢の中で私は思わず聞き返していました。
『あ、やばい』
そう思った時には遅くて、すすす……と 私の足が自然にその人影に向かってトンネル内に進もうとしてました。
近付くにつれその声ははっきり 「うあああああああ……」といううめき声だと言うことに気付き 必死に元に戻ろうとしても足が勝手に動いて止まりませんでした。
すると、すごく冷たい感触が右手首に感じて、驚いて振り向きました。
そこには着物を着たモノクロの女性が私の手首を掴んで
「だめだよ。こっちさおいで」と 私をトンネル出入口から遠ざけるように進んでいたのです。

そこまで見た瞬間、私は目をあけていました。
真冬なのに尋常じゃない汗をかいて、主人に心配されたことを覚えています。
夢の内容を鮮明に覚えていた私は、ひとつその助けてくれた人に見覚えがありました。
その人は父親が中学生の時に亡くなった、私が1度もあったことの無い祖母でした。
なぜ覚えているのか、 それは生前、祖父の家の仏壇のモノクロの写真で見ていたからです。
このご時世、中々お墓参りには行けていないので 助けてくれたお礼を伝えに行こうと思います。

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