初、金縛り体験

初めて、金縛りにあった話をしたいと思います。

高校生の時、ちゃんこ鍋のお店で働いていました。
毎日、宴会や、ちゃんこ鍋を突きながらの酒盛り、そんなお客さんが多い店でした。
ですがその店、ちょっと不思議な事があったんです。

誰もいない店内で、スミマセンっと呼ばれ行ってみると誰もいない。
同じバイト仲間か言うには、この店の土地、あんまり良くない場所なんだって、気にしないほうがいいよ! と、何故か明るく話してました。

それから一ヶ月と経たない頃でしょうか、ベッドで寝ていたら、人生初の金縛り!
私は、怖い話や体験を聞いたり読むのが好きなので、金縛りにあった時は恐怖よりもテンションMAX!
どうやったら、金縛りが解けるんだろうと四苦八苦していて、フっと気づきました。
足元に硬いけどスベスベしたものか当たってる。
そして何故か細い指が足首を掴んでいる。
え?っと思って足元を見ようとしても身体は動かない。 恐怖でした。

どうしよう?誰?こういう時どうしたら?と、混乱していましたが、
金縛りは解け、身体を動かせるようになりました。
次の日、離婚した母親に話したら、霊媒師に見てもらう!っと言っていました。
そして、次の日も、また金縛り。
硬いスベスベしたものは、素足ではなくハイヒールだ!と気付きました。
そしてまた足首を掴んでいる。
一体何がしたいんだ?!と思っても口が動かない。 明日も朝早いのに…。
そしてまた次の日、金縛り。
もう、腹が立って身体を思いっきり動かし、一体何やねん!人のベッドの上を土足で乗って!と怒り心頭!
すると、部屋じゅうに[キャハへハハハ]と狂った女の声が響きました。
その瞬間、プチっと切れた私は、何笑ってんじゃ、このクソ女!出ていけ!!と怒鳴りました。

その時、初めて女の姿を見ました。
こちらを向いて、ジッと見つめる目はなんだか、悲しそうな顔をしてました。
私は、睨みつけながら、再度女に帰れ!!っと怒鳴ると、女は玄関の方に向かってスーっと消えていきました。

それから、毎晩続いた、金縛りはなくなり安心して熟睡する事が出来ました。
後日、母親から電話があり、霊媒師の方に私の写真を見て貰ったら 
アル中で死んだ女に憑かれてますね。 玄関に盛り塩を置いておくようススメられた…と。
私は、一言言いました。
その女なら追い出したけど? ちゃんこ鍋のお店で、お酒を飲みすぎた霊でしょうか? 全く迷惑な霊でした。

朗読: 怪談朗読 低音ボイス【びびっとな】

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