あと少しそこに居たら……

中学生の時僕と仲のいいクラスメイト4人にはある共通点がある。
それはホラーが好きな事。
今回話す内容は廃墟や心霊スポットに行ってきた中で1番印象に残るお話です。

今日は、隣の県にあるちょっと怖いというか、
少し不気味な建物に入っていこうとの事でいつものメンバー5人で近くに集まった。
その建物は知名度も低いので「霊が見える、」などはないのですが、
先に入った人に聞くとある部屋に人の染みのようなものがあると聞いた。
そこはある会社の社宅で10年前ぐらいに廃墟になった建物らしい。
しかし、この建物の隣にある明かりのついた建物には人影のようなものが見えて、その建物の前の庭には車の中で寝ている人もいる。
そんな所を通ったらバレてしまうという事で、
海外風映画のように、フェンスを3枚よじ登り、窓から入ることにした。まだ中学生ということもあり少しふざけながらいた。
とてもベランダが高く断念しようかとしていると、ある1人が棚のようなものを持ってきて
「よし行くぞ。」と言い出しみんなで入っていった。
その日は屋上まで行きすぐ帰った。
そして「来週も行こう!」と僕が言い、来週も行くことにした。

ここからが本題です。また、廃墟に行く事になりみんなが来るのを待っていた。
ある1人が遅れるということで少し隣接した公園で遊んでいた。
そして夜7時半遅れてきた奴が来て、「じゃんけんで負けたやつ1人で動画回してこいよ」と無茶ぶりしてきた。
案の定じゃんけんの弱かった僕が負けてしまい撮ってくることになった。
先週は5人で行ったから怖くもなかった廃墟がとても怖かった。
「や、なっばり無理だよ。」と言いながらもまたフェンス3枚を越えてあのベランダに来た。
1人で入っていき動画を回した。どうせならと思い全部屋回ることにした。
そして屋上まで行き帰りもとりあえず動画を回した。
そしてみんなの所に戻っていき動画を見ようとしている時だった。
廃墟の方からガザガサと歩く音がした。みんな聞こえていたらしい。
振り向くとライトがこっちに向かってきていた。
やばいやばいと思いながらも廃墟の方をじーっと見ていると
ガタイの大きい人と見た目の怖い男性2人が廃墟の周りを警備していた。
しかもそれだけなら良いが、右手に懐中電灯左手には少し錆びた大きいナイフを持ちながら
僕が入っていった窓から入っていくところをみんな見てしまった。
10分ぐらいしてその男性2人が出ていき隣の建物へ入っていった。
僕らは背筋が凍り、4人みんな僕の方へ向き「ごめんな」と行ってきた。

僕がもしもう少し廃墟の中を探索していたら……。

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