私が幼稚園児の頃の体験談です。
当時住んでいた家のトイレは、便座に座るとドアが正面にあり下の方に通気口が空いており、隙間から外の廊下の足元が見えるようになっています。
そしてその廊下の奥である左側が風呂場の脱衣所になっていました。
ある日、私がトイレに座っていると、とても多人数、10人程度の人たちの足(ズボンやストッキングなどの足)が、脱衣所に向かってゾロゾロと歩いていくのが見えました。
家族がお客さんをたくさん連れてきたのかと思い、すぐにトイレを終えて風呂場の方を見たら誰1人居ませんでした。
その家は、裏手が交通量の多い大きい道路で、事故もとても多かったのです。
このことを友人に話したところ、時々、霊道というのが家の中だろうがかまわずに出来て、たくさんの霊たちが通り過ぎることがあるのだそうです。
私はそれを見てしまったのでしょうか?
ちなみに、その友人宅内にも一時期、霊道ができ多人数が歩いていくのを見たそうですが、話しかけないようにして窓を開けてやり過ごしたそうです。
今思うと、当時の脱衣所は日中は窓を開けっぱなしにしていたのですが、それが幸いしたのかもしませんね。