啓示

どのジャンルに当てはまるかわからなかったので、こちらに投稿しました 。
2011年2月27日(日)深夜から早朝にかけて体験したお話です。

いまから7年前のその日、私は48歳の誕生日を迎えました 。
時間はハッキリとは覚えていないのですが、枕元に気配を感じ目が覚めた瞬間、金縛り状態になり身動きが取れませんでした。
部屋と云うより住居自体に結界が張ってあるので人外の者は入って来れないはず!
と思いましたが一応経を唱えようとした時、その声は耳ではなく「頭の中」に入ってきました 。

「いまより七年の後、己(おの)が五十五を迎えるまでに、己の道筋を見定め己が塔をたてよ。

己が宿命とは何かをさだん出来ぬ時己が命は終える」と。

その声が語り終わると同時に 改めて目が覚めました。

夢か?と周りを見渡しても何の変化もありませんでしたが 、
気配を感じた枕元を視ると、そこにはご宝前に置いてあるはずの手数珠が・・・
夢ではない!とその時自覚しました。

その日、師のもとに出向きこの話をすると、師は神妙な面持で
「小林さん。もう引く事はできんよ。たとえ二束の草鞋でも。

誰の指示でもなく自身で進むべき道を決め貫徹せねばならんよ。覚悟はあるかい?」

と 普通の坊さんではない世界に身を投じて行く覚悟を決めさせる。
正に「啓示」と感じた出来事でした 。

啓示から明日で七年、五十五を迎える。

道は定まっているが神仏がその審判を下される一年となるであろう 。

合掌

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