258 views

夢枕

私が17歳の時、父が病死した。

闘病生活は短くはなかったと思う。

父が亡くなる直前の丸2年、喧嘩して口をきいていなかった事もあり「せめて夢枕に出てくれたら謝りたい」とゼロ感な私は思ってた。

葬儀が終わって7日程度経ち、夢をみた。

あまりにも自然な、普段通りの生活の夢だった。

もちろん父もいた。

あまりにも自然で夢だと思えず、うっかり父に「死んだんじゃなかったっけ」と聴いたら目が覚めてしまった。

ちゃんと謝りたかったが、その後夢枕に立ってくれず、まだ謝れずに10年以上経ってしまった。
こんなことならあの夢で「死んだんじゃなかったっけ」なんて聴かなければよかった。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

実話だけど作り話にしたかった

深夜の河原にて

覗き穴

陽気な来訪者

母の腕

真夏の夜の夢