神様とご先祖様?

 今から15年ほど前、パート先の婦人科検診がきっかけで乳癌が発見され入院、手術をした事があります。

 その検診を受ける予定はなかったところ、先輩パートさんが「ひーばあちゃんの名前も書いといたから」の一言で無理やり受ける事になりました。

 実はその数年前から居間で寝ていたのですが、夜遅くなるとテレビの方からピシッとかパシッとか、煩いぐらいに音が聞こえるようになりましたが 、「うるさいなあ、コンクリートの建物でも家鳴りとかするのかなあ。それともテレビの機械がおかしいんかなあ」程度にしか思っていませんでした。
 さて、手術もおっぱいを全部取ってしまって無事退院して、家で休んでいると前とは違う事に気づきました。
 以前のようなピシッとかパシッとか言う音が全く無くなりとても静かになったのでした。
 これは後にどこかで読んで知ったのですが、子孫に何か心配事があるとご先祖様たちが大騒ぎをする事があり、その際に霊的現象と間違えるような音を出す事があると。
 ご先祖様たちに心配かけてしまったのかなあと当時思いました。
 また、それを考えていた時私は、神様に約束した重大な事を忘れていた事を思い出して青くなりました。

 というのも、その手術のさらに7年ほど前、実家の父が心筋梗塞で倒れ病院へ運ばれ手術の結果何日間も意識不明の状態が続き、「一応覚悟しておいてください」と医者に言われていた時期がありました。
 その時いつも行く地域の一宮神社へ一人で出かけ、「私の寿命を半分差し上げますからどうか父を助けて下さい」と数年ぶりにお願いをしました。
 そのお願いを聞いて下さったのか、父は後遺症もなく回復しつい5年前に寿命で亡くなりました。
 私は神様に寿命を半分差し上げる、という約束をすっかり忘れていたのですが、神様はおっぱい一つで許してくれたのかなあと思っています。
 当時のご先祖様と地域の神様との間で何かいろいろ交渉があったりしたら両方の方々に感謝しかないと霊感ゼロのまま思っております。ありがたい事です。
 意味不明なところがありましたらお許しください。

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