少女の声に助けられた話

初めて投稿させていただきます。

怖くは無いですが唯一体験した話です。

読みにくいとは思いますが、宜しくお願いいたします。

これは、私が大学2年生の時の話です。

当日私はとあるキャンプ場でアルバイトをしていました。

雨が4日程降り続いたある日、バイトをあがった私はお腹が空いたので夜10時を過ぎていましたが、麓のコンビニまで片道7キロ程ありましたが、バイクで行くことにしました。

キャンプ場を出る際オーナーさんに「雨が降り続いてるから道が崩れてないか、ついでに見てきてくれ」と言われました。

バイクに乗りいつも通り音楽を聴きながら細く街灯もない真っ暗な道を順調に走っていました。

コンビニでパンを買い再びキャンプ場に戻ろうと山道を走っていたときの事です。

音楽を聴いていたので、辺りの音は聞こえないはずでしたが、耳元で「危ないよ」と女の子に囁かれました。

私は不思議に思い一度、道路脇にバイクを止めて辺りを見回してましたが、真っ暗で何も見えませんでした。

この時は特に怖いとも思わず、気のせいだと思い再びバイクを走らせました。

そして、キャンプ場まで残り僅かの所まで差し掛かった所で、また女の子の声で「危ないよ」と再び囁かれました。

流石におかしいと思いスピードを緩めて、カーブに差し掛かりました。

そして、カーブを抜けた瞬間目の前に太さ10cm程の木の枝が道を塞ぐように倒れていました。

とっさにブレーキをして何とか止まれました。

しかし、普段この道を走っている速さで走っていたら、止まれ無かったでしょう。

声の正体はわかりませんが、私の命を救って頂いた少女には感謝しています。

その後、少女の声が聞こえたことは1度もありませんでした。

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