657 views

「飽きた」を通して見た夢

紙片に六芒星と「飽きた」の字を書き、
その紙片を握るか枕の下に入れて寝ると、紙は無くなり異世界へ行ける。
というオカルトを初めて試した時の話です。

両親の不仲に悩み、人生にも悩み。
行けるものなら行ってみたいと試すことにしました。
しかし夜にやるのは怖かったので、昼に実行。

すると夢を見ました。
幼い私が遊び、それを母と父が見守っている夢でした。
ですが父親の顔を見上げると、全く知らぬ他人の顔です。
母と父が早々に離婚していれば、それぞれ今より良い人生が送れただろうに……
という私の思考がダイレクトに反映された夢でした。

目が覚め、現実の父さんに申し訳ない気持ちになりながら体を起こしました。
その時ちょうど母が部屋に入って来ていました。
1階に降りてきなさいと言います。
家族そろってのご飯の時間に、
私だけ中々降りてこないので呼びにきたようでした。
母についていこうとして、少し違和感を覚えました。
というのもこの頃の私は、昼寝をして起きると
ほぼ必ず金縛りが起こっていました。
それが今回はなかったなと。

それから、母が部屋に入って来てまで呼びに来ることも珍しい。
次には私の口から
「ねぇ、これって夢じゃないの?」と言葉が出ました。
自然と尋ねていたのです。
すると母は振り返り、 そこで本当に夢から目覚めました。
体は脱力しているのに、「飽きた」の紙は左手に固く握られている。
それが怖くて、投げるように手を離しました。

夢かと尋ねなければ、あの続きはどうなっていたのでしょう。
あのまま母について行ったなら、
1階にはあの見知らぬ父が待っていたように思うのです。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

おやしろさん

先達

花咲じいさん?

出られない道

ばあちゃん