痴漢男をボコった話
私にも色々と青春時代の思い出があって、その中でも特に忘れられない出来事が、バスの痴漢男をボコった話である。 私は、高校生になって初めてバス通学を体験した。 市バスは、真ん中の扉から乗車し、…
私にも色々と青春時代の思い出があって、その中でも特に忘れられない出来事が、バスの痴漢男をボコった話である。 私は、高校生になって初めてバス通学を体験した。 市バスは、真ん中の扉から乗車し、…
知り合いのJさんは、学生の頃、北海道の大学に通っていた。 だから、彼の友人達も北海道に留まっている方が多く、今だにお歳暮やら年賀状などのやり取りが続いているのだという。 そのお歳暮の北海道…
職場の後輩のY美さんは、怪我をするたびに、必ずグロい詳細を報告してくる。 その話し方が生々しくて、私はわざと気持ち悪がるふりをして、相手をしてあげる。 「これ見てください」 彼女は、手のひ…
知り合いのK君が、数年前の飲み会の時に、怖い体験談として教えてくれた三つの話である。 まず一つ目は、K君が小学五年の時、学校の階段の踊り場で、友達数人とプロレスの真似事をして遊んでいた時、…
今から五年前の話である。 毎年夏になると、兄弟妹と私で四人、示し合わせて実家に集まっていた。 私は、妹が連れてくる姪達と遊びに行くのが楽しみで、その年の夏は暑さが心配ではあったが、姪達も小…
山菜のタラの芽は、ご存知の方も多いと思うが、東北地方ではコシアブラという山菜もよく食べられていた。 山菜は、環境の変化による影響を受けやすい。 この話は、東日本大震災より前の話である。 …
中学一年の時の話である。 私が通う中学校は、私が入学する五年程前に、火事で焼失して建て替えられたので、まだ新しい四階建てのきれいな校舎だった。 二学期が始まって間もなく、ある噂話が持ち上…
知り合いのJさんに会った時に、 「今度、夜逃げあとの住宅の改修工事に入るから、手伝いに来ないか」 と誘われた。 詳しく話を聞くと、隣り町の駅前の店舗兼住宅らしい。 田舎町なので、駅前と言っ…
ちょっと変な話をします。 しかし、とても不思議な話だと思うので、書くことにしました。 私の祖父は、 「孫は男だけでいい」 と言って、女の私を嫌っていました。 当然ですが、兄と弟は、とても…
職場の同僚のK子さんは、二年ほど前にご主人の転勤に伴い、息子さんと共に引越しをしてきた。 K子さんは、明るくてとても気さくな方だったので、次第に色々と話をするようになったのだが、最近では、…
私が小学三年生の時、具合が悪くなり、腎臓の病気で入院した。 運悪く、ちょうど夏休みに入ったばかりの時だったので、貴重な夏休みを丸々病院で過ごすこととなった。 病院は、市の中心部にあり、駅に…
家電量販店に勤めるKさんに聞いた話である。 話がバラバラだったので、順番を整理してお伝えしたいと思う。 Kさんの店に、毎週日曜日、必ず来店する男性客がいて、その人は、店員達の間で、 『チ…