棲んでますよね
これは、職場の同僚の高橋君が体験した話である。 最初におことわりしておくが、彼は決して変人ではない。ごく普通の会社員である。 会社の休憩室で、たまたま隣り合わせた高橋君が、何かの話の流れ…
これは、職場の同僚の高橋君が体験した話である。 最初におことわりしておくが、彼は決して変人ではない。ごく普通の会社員である。 会社の休憩室で、たまたま隣り合わせた高橋君が、何かの話の流れ…
これは今から20年ほど前、私が4歳から7歳まで住んでいた家の話です。 その家は静かな田舎にあり、瓦屋根に立派な門構えの日本家屋でした。 元々家の持ち主が店を営んでいた物件らしく、やたら広…
私が二十代の頃の不思議な体験です。 その頃、実家住まいの私は自分の部屋で寝ていると夜中金縛りにあい、脚を持って部屋中引き摺り回されるという事が何度も何度もありました。 友達が泊まりに来てい…
これは私の祖母と曾祖母が体験した話です。 私の祖母と曾祖母は怪談話が嫌いです。 それを知ったのは幼稚園生の時でしたが、理由は聞きませんでした。 最近になり、この事を思い出した私は、母に何か…
俺の幼馴染である八潮という男には、霊感がある。 長い付き合いだが、それを知ったのはつい数年前のことだ。 それから今まで、オカルト好きな俺は、ちょいちょい八潮の厄介になることが遭った。 …
友人のYさんから聞いた話だ。 彼は以前、臨床工学技士として働いていたことがあり、その職場で夜勤中に足だけの幽霊を見たりしたことがある。 人よりもいくらかそういったモノを感じてしまうプチ霊媒体…
二十代半ば頃の話。 友人と飲みに行く約束をして、夕刻に待ち合わせの飲み屋前で待っていた。 この界隈は幾つもの大きな飲み屋街の通りが交差して、更にメインの通りから枝のように横道が伸び、そこ…
この話は、私の知人から又聞きした、実際にあった出来事です。 ここでは知人の友達を仮にTさんとします。 Tさんの曾祖父は、K地方の田舎に夫婦で暮らしていました。 そして、家の裏山には神様…
これは、二十年経って、ようやく一つに繋がった話である。 二十年前、私は、仕事の関係で、東北のある小都市に住んでいた。 その時の同僚で、仮にお名前をMさんとしますが、まずは、彼女のまわりで起…
遺影には宗教的な意味がない、と聞きますが、では、あの遺影にはどんな意味があったのか。 その女性は、数年前の出来事を忘れられないのだといいます。 ある日、彼女の家に、叔父の訃報が舞い込んでき…
詳しい時間は覚えてないが、帰宅ラッシュにハマりたく無いから4時前には山を下りだしたと思う。 街灯もなく、木々は月明りを遮り、谷間は夜中と言っても過言は無いほど闇と静寂に包まれていた。 バイ…
はじめまして。 私は数回金縛りにあったことのある程度で霊感は無いのですが、一度だけよく分からない怖い体験をしたので、皆さんで考察して頂きたく送らせて頂きます。 数年前まで私は死人に仏衣を…